「あ、お帰り織悟」

「こんにちは、織悟君」

「いらっしゃい。えっと・・・どなた?」

 

「速水さん。俺たちのイトコなんだって」

 

「イトコぉ〜?
(なんでそんなモノが突然出てくるんだ。うさんくさ・・・)」


 

「まあいいや。で、いつまでご滞在?」

「ずっと」

「ずっと、って・・・」

「いっしょに住むんだって」

 

「なんでいきなりそんなことに!?」

「じゃなくて、結構前からいたらしいよ」

「そう。君たちが気がつかなかっただけで」

「何だよそれ!?」

 
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